キエーリ Chieri

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聖ジョルジョ聖堂前の丘から見たChieriの街並み
聖ジョルジョ聖堂前の丘から見たChieriの街並み

 キエーリ (Chieri)は、ピエモンテ州トリノ県 (Torino)にある都市。

 

【アクセス】

 トリノから東に15kmほどの場所にある町です。距離が近い割には電車で訪問すると40分ほどかかります。

 トリノ・ポルタ・スーザ (Torino Porta Susa)かトリノ・リンゴット (Torino Lingotto)のどちらかで乗り換える必要があります。

 

 トリノ・ポルタ・スーザ駅での乗り換えの方が電車の本数が多く、数分の待ち時間で接続していますが、駅が広いので、慣れないと乗り遅れる恐れがあります。

 

 または、トリノの街の東側にあるレアリ・スペリオーリ庭園 (Giardini Reali Superiori)北東側を走るサン・マウリーツィオ通り (Corso San Maurizio)を南東に向かい、ポー川に出るところにあるバス停留所から直通のバスが出ています。1時間弱でキエリの街の中心に到着します。

Charles Emmanuel 1世とEmmanuel Philibert of Savoyを記念する凱旋門 Arco Trionfare
Charles Emmanuel 1世とEmmanuel Philibert of Savoyを記念する凱旋門 Arco Trionfare

【歴 史】

 紀元前218年にカルタゴのハンニバル将軍に略奪されたほどの歴史を持っています。紀元前2世紀にローマにより要塞都市が建設され、屈強の都市 (Carreum Potentia)との名前が付けられていました。その後もローマの植民が進み、5世紀にはキリスト教が普及していたと思われます。

 

 12世紀には東の強力な都市アスティ (Asti)と連合してモンフェラート (Montferrat)侯爵と対抗しますが、侯爵の後ろ盾に神聖ローマ帝国のバルバロッサ皇帝が付いたため、1155年の戦いでは敗れて、街は完全に破壊されてしまいます。

 

 バルバロッサ皇帝 (フリードリヒ1世)が引き上げる際に街に向かって、「お前は誰だったのか?」(Ma tu chi eri?)と言ったことから、街の名前がキエーリ (Chieri)になったとされています。

 

 13世紀には街は繊維製品の製造と貿易で繁栄し、ジェノヴァ、アスティ、ピサと肩を並べるまでになっています。街には高い石の塔が建設され、「100の塔の街」とも呼ばれました。

 

 15世紀にはルネサンスの影響を受け、聖堂は絵画で飾られました。なお、街が繁栄したことは小さな街の割に、多くの聖堂が存在していることからも窺えます。

 16世紀の宗教改革時にはルター派が一時席巻しましたが、エマニュエル1世により反宗教改革が成功し、その偉業をたたえた凱旋門が街の中央に存在しています。

 

 17世紀にはペストが再流行して人口が激減、また、ナポレオンに占領された時代もありましたが、旧来の繊維製品の製造販売で街は復興しています。

 

 

【街歩き】

 駅は街の南端にありますので、旧市街の中心地までは1kmほど歩くことになります。

歴史ある街で、見どころも多く、観光案内もしっかりしていますので、城塞都市に特有な複雑な道の造りの割には地図を頼りに、迷わずに目的地に行けます。

 

 聖堂も多くが中心街のヴィットリオ・エマヌエーレ通り (Via Vittorio Emanuele II)近くに存在していますので、歩いて廻れます。

 

 なお、駐車場は街のはずれにありますので、街中には車の交通量も少なく、落ち着いて散策できます。

 トリノからの日帰り観光にお勧めの街です。

 

 

1. Santa Maria della Scala サンタマリア・デラ・スカラ (通称ドゥオーモ)

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 駅前のドン・ボスコ通り (VIale Don Bosco)を北上すると、途中からマッサ通り (Via Massa)と名前が変わります。さらに進むと、大きな病院に突き当たります。左手のアンジェロ・モッソ通り (Via Angelo Mosso)に曲り、突き当たりをマリア通り (Via de Maria)に右折して北に進むと右手にドゥオーモ広場 (Piazza Duomo)が見えてきます。

 

 聖堂の後陣の先が、街の中心通りのヴィットリオ・エマヌエーレ通り (Via Vittorio Emanuele II)です。繁華街から一歩入ったところにあるので、静かな空間が広がっています。

 

 街ではドゥオーモ (Duomo)の通称で呼ばれていますが、司教座がありませんので、正式には大聖堂とは言えません。

 しかし、ピエモンテ州で一番大きな聖堂ですので、ドゥオーモ(大聖堂)と呼ばれていることに違和感はありません。

 聖堂の正面の中央入口は両脇の太い片蓋柱の厚さ分だけせり出しており、ピエモンテ特有の二等辺三角形が屋根近くまで鋭角に伸び、頂点には神の子羊の彫刻が載り、両脇には丸窓があります。

 

 三角形の中はステンドグラスで飾られており、ティンパヌムには聖母子像の立像が見えます。中央入口の両側にも入口があり、その上にはひと廻り大きな丸窓があります。

 更に脇の太い片蓋柱の外側にも建屋が広がっていますので、巨大な三角形を構成しており、高さより広がりを感じる聖堂です。

 

 正面から見ただけでも聖堂内は五廊式であることが予測できます。右手には接続してロマネスク様式で建設された八角形の洗礼堂があります。

 洗礼堂の奥には矩形の頑丈な造りの鐘楼が見えています。側面に日時計とその上に時計が付いていますが、ほとんど窓がありません。

 

 聖堂内では右側廊の祭壇前の側壁として組み込まれており、聖堂内からは鐘楼としての存在を認識するのは困難です。

 聖堂内は五廊式のバシリカ様式です。

 

 身廊は赤と白の横縞模様の12本の束ね円柱が紺碧色の穹窿天井を支え、その間の円柱がアーチを支える壮大な造りです。

 中央主祭壇にはキリストの磔刑像が飾られ、アプシスはステンドグラスです。

 内陣の両脇壁には13世紀のフランドル派による「聖母被昇天」と「天使に導かれエジプトへ向かう聖家族」がフレスコ画で描かれています。

 礼拝所の一つの聖トマス礼拝所にはキリストと聖トマスの出会いを描く1477年制作の絵が飾られ、その前に彩色されたピエタ像が置かれています。

 入口の上にはオルガンが置かれています。

 

 広い聖堂ですから多くのフレスコ画や礼拝所の絵画を見て行くと時間がかかります。

2. Battistero 洗礼堂

 ドゥオーモの右側廊から13世紀末に建設された洗礼堂に入ることができます。

 

 なお、洗礼堂には入口がありますが、閉ざされていますので、外から直接入ることはできません。

 八角形の天井の頂点にはヨハネ黙示録からの7つの封印された書物の上に載る天の子羊が描かれています。

 各面に壁龕があり、聖母子像や、三面祭壇画の板絵が置かれています。

 

 三面祭壇画の中央にはキリスト降誕が描かれ、プレデッラには12使徒が描かれています。

 壁面を見上げると建設当時に描かれたキリストの公生涯のフレスコ画が残されています。

 

 八面に二枚ずつ描かれていますが、キリストの磔刑図は聖堂の主祭壇方向に倍の大きさで描かれています。

3. San Domenico 聖ドメニコ聖堂

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 駅前のドン・ボスコ通り (VIale Don Bosco)を北上すると、途中からマッサ通り (Via Massa)と名前が変わります。

 

 駅から300mほどにあるロータリーで、パードレ・レジナルド・ジュリアーニ通り (Via Padre Geginaldo Giuliani)に右折し、曲がりくねった道に沿って進むと右手に聖ドメニコ聖堂が見えてきます。

 

 1250年ころにドメニコ派の修道院が建設されたのを基礎とし、14世紀に改修され、17世紀半ばに拡張されています。

 

 聖堂の正面前には広場がないので、全体を見渡すには見上げるしかありません。

 

 中央の入口の両脇に入口がありますが、入口を挟んで四本の太い片蓋柱が天を突いています。

 

 ティンパヌムの絵は剥落しており、何が描かれていたのか不明です。

 左手奥には五層の矩形で、ほとんど窓のない頑丈な造りの鐘楼があります。

 聖堂内は三廊式のバシリカ様式でしたが、両脇に大きな礼拝所を追加建設したために、現在では五廊式の大きな聖堂になっており、左側廊は鐘楼を取り込んでいます。

 赤と白の縞模様の太い円柱の束ね柱が高い穹窿天井を支えています。中央主祭壇奥のアプシスのガラス窓から明るい陽射しが差し込んでいます。

 身廊の左手の最初の柱には16世紀制作の授乳する聖母のフレスコ画が描かれています。

 右側廊の四番目には壁面が金箔で覆われ、二体の天使が祈る先に「聖母被昇天」の絵画が飾られた華やかな礼拝所があります。

 入口の上にはオルガンが置かれています。

4. San Filippo Neri 聖フィリッポ・ネリ聖堂

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 旧市街を北西から南東方向に走る、中央通りとも言えるヴィットリオ・エマヌエーレ通り (Via Vittorio Emanuele II)の北側に位置しています。

 

 街の中心地である、凱旋門 (Arco Trionfale di Chieri)と、ウンベルト1世広場 (Piazza Umberto I)のすぐ近く (南東側)です。

 1664年から建設が始められ、1673年に完成しています。

 

 聖堂正面は煉瓦造りでコリント式の円柱が二層に重なり、入口の脇の凹凸面にマンブリーニ (Mambrini)制作の聖人像とキエリの街を表彰する像が並ぶ、典型的なイタリア・バロック様式の聖堂です。

Chiesa San Filippo Neri 主祭壇 (Wikimedia Commonsより)
Chiesa San Filippo Neri 主祭壇 (Wikimedia Commonsより)

 聖堂内は単廊式で、中央祭壇は一段高くなっています (左の写真は Wikimedia Commonsより)。

 

 ボーモント(Beaumont)やファブリカ(Fabrica)の作品で飾られています。

 

5. San Giorgio 聖ジョルジョ聖堂

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 キエリの街の発祥地と言われる街の中心の小高い丘の上にあります。

 

 聖堂の前は広場になっており、キエリの街を眺めることができます。

 

 1145年の記録には、鎮守の森の聖堂として建設されていたことが記載されています。

 

 1412年に火災で焼失しますが、1441年にゴティック様式で再建されています。

 

 当時の聖堂内は三廊式でしたが、その後、1752年にバロック様式で改築され、両脇に礼拝所が追加されていますので、小さいながらも五廊式になっています。

 

 正面左手の時計台を兼ねた鐘楼は不釣り合いな大きさです。

 

6. San Guglielmo 聖グリエルモ聖堂

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 街の中心にある凱旋門 (Arco Trionfale di Chieri)から、ヴィットリオ・エマヌエーレ通り (Via Vittorio Emanuele II)と直角に交叉するカルロ・アルベルト通り (Via Carlo Alberto)を北東に進むと正面に見えてきます。

 

 なお、聖堂の前の坂道を登って行くと聖ジョルジョ聖堂に到着します。

 13世紀に建設された記録が残っていますが、現在の聖堂は18世紀に改築されています。

 

 ほぼ正方形の三廊式の聖堂です。

7. San Leonardo 聖レオナルド聖堂

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 駅前からローマ通り (Via Roma)を東に向かい、ヴィットリオ・エマヌエーレ通り (Via Vittorio Emanuele II)に出る手前の右側にあります。

 

 ヴィットリオ・エマヌエーレ通り (Via Vittorio Emanuele II)に出て、右手に向かうとサンタ・マルゲリータ聖堂 (Santa Margherita)があり、左手に向かうと聖ドメニコ聖堂 (San Domenico)に出ます。

 

 1141年にロマネスク様式で建設された聖堂です。

 聖十字架聖堂や聖ルイジ聖堂と聖堂群を構成していました。後に、テンプル騎士団により、巡礼者の保護を主体とした施設となり、1313年にはエルサレムの聖ヨハネ騎士団の所属となっています。

 

 聖堂内はキリストの受難を描いたフレスコ画で飾られていました。

 現在では建屋はかなり埋没しており、丸窓の跡らしきものはありますが、当時の面影を残していません。

 

 なお現在は聖堂としての機能をはたしていません。

8. Sant'Antonio Abate 聖アントニオ・アバテ聖堂

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 街の中央通りである、ヴィットリオ・エマヌエーレ通り (Via Vittorio Emanuele II)を北西に向かい、カヴール広場 (Piazza Cavour)に出ると道の向こう側に見える大きな聖堂です。

 1341年に建設されましたが、18世紀にバロック様式に改築され、第二次世界大戦で破壊された後も復興されています。

 

 三廊式の聖堂です。

 

 

 

Google Street Viewで内部の様子を見ることができます。

9. Santa Lucia 聖ルチア聖堂

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 サンタマリア・デラスカラ (通称ドゥオーモ) 聖堂の北側に隣接しています。小さな聖堂です。

 

 サンタマリア・デラスカラ聖堂の正面から左手に廻って、突き当たりを右折し、バルボ通り (Via Balbo)に入ると右側に見えてきます。

 

 15世紀半ばにジャコモ・デ・グランギリス (Giacomo De Glanghilis)によりゴティック様式で建設されています。

 

 1763年ヴィットーレ (Bernardo Vittore)により改修されて現在に至っています。

 聖堂内は単廊式で、正面に八角形の祭壇があります。

 

 側壁の装飾は、リーヴァ (Riva)の手により、左手にはアントニオ (Antonio Fea)作のキリストの磔刑図が見られます。

 

 注:ヴィットーレ (Bernardo Vittore)はキヴァッソ (Chivasso)のサンタマリア・デリ・アンジェリ聖堂 (Santa Maria degli Angeli)の項をご参照ください。

10. Santa Maria della Pace サンタマリア・デラ・パーチェ聖堂

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 ヴィットリオ・エマヌエーレ通り (Via Vittorio Emanuele II)からパーチェ通り (Via della Pace)に入り、坂道を登って突き当りのアルブッサノ通り (Via Albussano)を右折すると右手に見えてきます。

 非常に大きな修道院ですが、高い壁で囲まれており中は見えません。

 修道院の中には入れません。

11. Santa Margherita サンタ・マルゲリータ聖堂

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 駅前からローマ通り (Via Roma)を東に向かい、ヴィットリオ・エマヌエーレ通り (Via Vittorio Emanuele II)に出て、右折すると右手に見えてきます。なお、左折すると聖ドメニコ聖堂 (San Domenico)に出ます。

 ドメニコ派の大きな聖堂で、1671年にバロック様式で再建されています。

 

 正面の左手に鐘楼が建ち、上にはドームが載っています。

 

 聖堂内には17世紀のフレスコ画が残っています。

12. Santa Teresa 聖テレサ聖堂

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 ヴィットリオ・エマヌエーレ通り (Via Vittorio Emanuele II)を北上して、正面に聖アントニオ聖堂が見え、右手に聖ベルナルディノと聖ロッコ聖堂が見えたら、パラッツオ・ディ・チッタ通り (Via Palazzo di Citta)に左折すると左手に見えてきます。

 

 

 赤と白の横縞模様の聖堂ですから、すぐにわかります。

 聖堂正面の切妻屋根の頂点に聖母子の像が見えます。

 

 聖堂内は三廊式です。

13. Santi Bernardino e Rocco 聖ベルナルディノと聖ロッコ聖堂

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 カヴール広場 (Piazza Cavour)の正面に見える聖堂で、聖ベルナルディノがキエリで説教をしたことを記念した聖堂です。

 

 

 正面はネオクラッシック様式で、両脇に鐘楼があり、その上に聖人像が載っています。

 

 中央には1740年に聖ルチア聖堂 (Santa Lucia)を改築したヴィットーネ (Bernardo Vittone)が建造したドームを載せた聖堂です。

 

 聖堂内はロココ様式で飾られています。

14. Chiesa delle Orfane 聖オルファネ聖堂

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 ドゥオーモ広場からターナ通り (Via Tana)を西に向かい、パラッツオ・ディ・チッタ通り (Via Palazzo di Chittà)とオルファネ通り (Via Orfane)との五叉路の角にあります。

 

 16世紀の聖堂を1744年から改築し1765年に完成しています。

 

 正面に一か所の入口があり、八角形のドームを載せた建屋の奥に祭壇があり、両脇に礼拝所がある小さな聖堂です。

 

 アントニオ・チェルッティ (Antonio Cerutti Fea)作品が飾られています。

 

 なお、現在では聖堂としての機能をはたしていません。