オルヴィエート  Orvieto

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Orvieto Palazzo del Popolo
Orvieto Palazzo del Popolo

【アクセス】

 ローマからはフィレンツェ行きの国鉄の直通便が止まりますので、1時間から1時間半で到着します。駅に到着する前に、電車の中から見える街は雲の上に浮いているようです。駅は街の東北にあり、街は山の上なので、駅前から登山電車(Funicolare) に乗って街に向かうことになります。

 

 街の周囲は垂直に近い崖となっており、山頂の台地にある街は天然の要塞のようです。登山電車はカヘン広場 (Piazza Cahen) に到着します。街の大動脈である東西を結ぶカヴール大通り (Corso Cavour) を中心に、細い道が左右に葉脈のように広がっています。

 

 【歴 史】

 ローマが占領したのが紀元前264年と言われるほどの歴史がある街です。13世紀には法王の別荘地として好まれ、繁栄しましたが、14世紀の黒死病で街は大きな損害をこうむりました。

 15世紀以降は法王領となっています。

 

 

 【街を歩く】

 街は歩いて十分に廻れるほどの広さですが、道が曲がりくねって見通しがききませんので、目的地に到着するのは結構大変です。 

 カヴール通りをドゥオーモと反対に曲がるとポポロ広場に出ますが、12世紀建造のロマネスク・ゴティック様式の宮殿 (Palazzo del Popolo) に出ます。上層部には3連式の窓が優雅に並んでいます。

 

 なお、特産の白ワインは絶品です。

Duomo di Orvieto オルヴィエート大聖堂

 

 カヴール通り (Corso Cavour)をドゥオーモ通り (Via del Duomo)に左折して300mほど進むと、狭い石畳の左側にドゥオーモが見えてきます。

 

 1260年から16世紀までの長期間に渡り建設を続けられた、小さな街にはふさわしくないほど豪華絢爛、壮大な建築物です。

 

 

 ドゥオーモの前は同名の広場 (Piazza Duomo)があり、全体が見渡せます。

 

  正面には三ヵ所の入口があり、中央入口のブロンズ製の扉は20世紀の作です。