コルティーナ・ダンペッツォ (Cortina d'Ampezzo)は、ヴェネト州ベッルーノ県 (Belluno)にある町。

　イタリア北部のアルプス山系にある町です。ドロミティ国立公園 (Parco Nazionare delle Dolomiti Bellunesi)の中にあるリゾート地で、特にウィンタースポーツが盛んです。1956年には冬季オリンピックが開催され、2026年には再度冬季オリンピックが開催される予定です。

【アクセス】

　ベッルーノ(Belluno)からカラルッツォ(Calalzo Pieve Cadore Cortina)まで鉄道が運行していて約1時間かかります。カラルッツォからバスに乗り換えてコルティーナ・ダンペッツォの街の中心まで1時間ほど山道を進むことになります。

　鉄道の運行時間とバスの接続時間を確認しておくことをお勧めします。季節によりますが、一日の運行本数は多くはありません。

　なお、ベッルーノからタイ (Tai Di P. Olimpico)までバスで行き、コルティーナ・ダンペッツォ行のバスに乗り換えても行けますが、接続本数は少なくなります。

　ベッルーノから日帰りもできますが、数日滞在することをお勧めします。

【観光】

　街の中心には多くの高級ホテルや高級品を扱う店舗が道に沿って並んでいます。スポーツ用品や雑貨などの店も並び、多くの観光客が訪れます。ただし、夏場と冬場の限られた期間のみの営業ですので、それ以外の時期に訪問するとどこも閉鎖されていますので、訪問する季節を選定することが大切です。

　周囲の山に向けて多くのリフトやゴンドラが運行されます。夏のハイキングも良いですが、特に冬は大勢のスキー客が訪れます。

【その他の情報】

　「コルティナを知ろう - Cortina Travel」

 　https://cortina.travel/ja/

　トップページにガイドブック (日本語PDFファイル)へのリンクがあります。106ページの豊富な情報です。

　ダウンロードしてご覧ください。

　街の中心にある大きな聖堂です。

　聖堂名に二人の聖人の名前が付いているのは、13世紀と16世紀に存在していた二つの聖堂を18世紀に統一したためです。

　バロック様式の聖堂の正面には一か所の扉口があり、両脇の壁龕に聖フィリポと聖ジャコモの立像が収められています。

　聖堂内部は単廊式です。